平成26年度のご挨拶
園庭のチューリップが春を喜んでいるようです。
新入園児を迎え79名から26年度を始めることになりました。
嬉しい出発に感謝申し上げます。
新入園児の皆さん、ご入園おめでとうございます。
進級された園児さんたちは、ご進級おめでとうございます。
北門の桜が満開を迎えました。
丁度すみれ組さんの身長と同じ程の4本の苗木が36年で屋根をこえる立派な大木に育ち毎年春には美しい花で園児達の卒園・入園を見守り、5月にさくらんぼのおやつを楽しみ、夏は太陽から子ども達を守る日陰を、秋、落ち葉で冬を知らせてくれています。太陽保育園のすべてを観ています。
開園して37年度が始まることになりました。
人間は、その環境にあったように育つものです。特に幼い間は無条件です。
良い環境を与え、将来どんな中にあっても生き生きを元気に賢く、そして幸せになってもらえるような保育を目指しています。
心も体も強く育った子は、本人が幸せであるのは言うまでもなく、その強い力を自分のためだけでなく、周りの人のために発揮した時、その子が中心となり太陽となって周りの人々までも幸せにできることと思っています。
強い子になってもらうために、園では玄米菜食で丈夫な体をつくり、一年を通じて薄着や水浴びで不屈の精神を培い、鼓笛や座禅などで豊かな情操を育んでいます。
又、立腰を大切にしています。(腰骨を立てます)
実施にあたっては、細心の注意と36年の歴史の実績に裏打ちされた経験、それに新たな工夫などを積み重ね、職員一丸となって続けていきます。
太陽保育園では、個人の個性や能力を最大限に引き出すと同時に他を思いやる心や、感謝する心、そして規律を守る大切さや団体行動の楽しさ等も教えしっかりした社会性を身につけるための保育を従来通り、心を緩めずに続けていく方針です。また、健全な子どもを育てる責任は、親や国だけにあるのではなく、社会全体にあると考えていますが、まずは御家庭と保育園が一番大切な時間と考えます。
子どもは個人の所有物という考え方ではなく、社会の宝物とみていくことが大切なことと思います。
お渡ししている入園のしおりは、手元におき、時々開いて確認していただきたく思っています。
根本的な保育目標は、創立時より続けてきました。
年度始めなので書かせていただきます。
一、如何る環境にも順応できるように適応能力の拡大を図る
二、将来、社会生活に正しく対応できるように集団生活の基本を指導する
三、よい習慣が身につくように、躾、指導を徹底する
四、情操教育を通じて、豊かな人間性の開発をする
五、工夫、創作、努力性を増進する指導をし、思考力と集中力の高い人間性の開発をする
六、その他、心身の健康増進を図るため必要な事柄を積極的に指導する
以上のことを土台にした上で、子どもにとって毎日の生活の中で躾が基本と考えています。良い子の約束として日々には、
一、あいさつとお礼は自分から先に言いましょう
一、姿勢を正し、腰骨を立てます
一、自分のことは、自分でできるようになります
一、人の話は最後まで聞きます
一、いのちの喜ぶことをします
一、自分がされていやなことは、人にはしないようにします
一、はきものは、必ずそろえること、席を立った時、いすは机の下に入れます
など約束しながら実行していきたく考えています。家庭にあっても習慣になっていくようよろしくお願い致します。
太陽保育園を信頼なさって大切なお子様を預けていただくにあたり、その期待に添うべく、職員一同、力を合わせて日々の積み重ねを継続していきたく考えています。
保護者の皆様におかれましても、この保育園の方針を十分にご理解下さいまして、ご協力ご支援の程、どうぞよろしくお願い致します。
新しく入ってこられた保護者の方々にあっては、疑問等が生じることも多々あろうかと思われます。
その他、新たなご提案等がありましたら、いつでもどうぞご遠慮なくお申し出下さい。
疑問、質問、提案等は、より良い保育を行うための素晴らしい糧と考えていきます。
過去36年間に培った伝統をもとに、また新しい日々でありたいと思っています。行事の都度、何かとご協力をお願いすることも多く、ご多忙の事とは存じますがどうか、よろしくお願い申し上げます。新年度開始のご挨拶とさせていただきます。
平成26年4月4日
園長 平井香代
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント